JF1IIP(怪盗列車)

混ぜると危険!萌え鉄スタンドマンの断末魔の叫び
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ハンディ機用卓上スピーカーマイク


99円ショップで販売されていたTV用手元スピーカーを改造した、卓上スピーカーマイクを紹介します。コンデンサーマイク独特の高音が強めの音質になりますが、ハンディ機内蔵マイクやオプションのハンドマイクに比べてぐっと変調が深くなります。おむすび型で、なかなかかわいい仕上がりです。

※この記事は、以前に私のブログにアップしたものを書き直したものです。
材料:
手元スピーカー(99円ショップで入手) 1
コンデンサーマイク(2線式) 1
トランジスタ 2SC1815-GR(Y,BLランクも可) 1
抵抗 10kohm 1
抵抗 100kphm 1
半固定抵抗 1Mohm 1
コンデンサー 1000pF 1
コンデンサー 1.5uF 1
ユニバーサル基板の切れ端 1
トグルスイッチ 1
プラグ付きケーブル(適宜)

組み込んだスピーカーは、もともとが少しこもるように作られているのか、リグにつなぐと柔らかめでとても聞きやすい音になります。純正ハンドマイクとは雲泥の差ですし、税抜き99円(税込み104円)とはとても思えません。耐入力は0.5Wとありました。

トランジスタは2SC1815-GRを使用しました。YランクやBLランクでもかまいませんが、ゲインが欲しい方はGRランクかBLランクをおすすめします。

半固定抵抗はマイクゲインを調整するためにつけていますが、これを省略して100kohmの抵抗を交換しながら調整するという方法でもかまいません。参考までに、IC−W2に接続し、私がマイクから50センチ程度離れて喋る場合は100kohmになりました。

コンデンサーの値もアバウトでかまいません。1000pFは0.01uF程度まで大きくても大丈夫ですし、1.5uFは1uFでもかまいません。私は積層セラミックを使いましたが、マイラー(フィルム)や電解コンデンサー(極性はマイクの側がプラスです)でも大丈夫です。手持ち部品を活用しましょう。



回路はどこでも目にする、ごくごくシンプルな1石アンプです。これをユニバーサル基板にはんだ付けし、スピーカーボックスの中に埋め込みます。電源は、ハンディ機のマイク端子に出ているコンデンサーマイク用のバイアスを拝借します。ユニバーサル基板には、コンデンサーマイクもはんだ付けしておきますと取り付けが楽になります。

スピーカーボックスには、あらかじめマイク用の穴を開けておきます。このスピーカーは幸いにして、スピーカーの下の方にバスレフ用の穴が開いていましたので、これを活用しました。実際にはスピーカーボックスの内側にバスレフ用のパイプが2本ついていましたが、左側のパイプを外側からドリルで揉んで、ぽきっと折るような感じで取り外し、ここにマイクの顔を出す格好にしました。写真に黒く写っているのがそれです。基板はボックスの内側にスポンジ付きの両面テープでくっつけて固定しています。

PTTスイッチは、スピーカーボックスの右側面に配置しました。こうすることで、左手の指の腹でスピーカーの頭を押さえたまま左の親指でPTTを扱うことが出来ます。プッシュスイッチではないので、スイッチを扱うとき以外はハンズフリーになり、メモを取ったり「ながら運用」するのに便利です。

配線は私のIC−W2に合わせて、同オプションのHM−65に合わせてあります。図面の数字は、プラグの先から1、2、3(根元)の順です。もちろん、通常のハンディ機にある2極2プラグや4極1プラグにすることもできますので、お手持ちのリグに合わせて変更してください。

固定機・モービル機の場合はコネクターから出ている電源線を利用してアンプを動かすことが出来ます。その際は2SC1815のコレクターに470ohm〜1kohmの抵抗を入れ、コレクターと抵抗の間から1uF〜4.7uFの電解コンデンサー(コレクター側がプラス)を挟んで出力します。また、PTTは別に配線します。


(謝辞)
変調について、JE1YKR 小平市アマチュア無線クラブのメンバー各局に多数のFBなレポートを頂きました。かいつまんでいくつか紹介しますと、

・変調が深くなった
・クリアーに聞こえる
・コンデンサーマイクの音
・高音かかるがOK

といった感じです。新入りの私にこれだけのことをしてくれるクラブは、なかなかないと思います。この場を借りて深く御礼申し上げます。
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