JF1IIP(怪盗列車)

資料保管用として、徐々に復帰していく予定です
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私が鉄道撮影をしなくなった理由

以前にもSNSやブログ等で書いていると思いますが、ここ数年の間、鉄道撮影というものをほとんどしなくなりました。理由はいくつかありますが、いちばん大きいのはマナーの悪い「自称撮り鉄」の存在で、一緒にされたくないという気持ちです。

書籍「鉄道模型と電子工作」のサポートページに、「趣味は生涯現役の秘訣!?」というコラムを掲載しています。ここには、私なりに思う「良い趣味の姿」と「悪い姿」を書いていますが、近年、鉄道撮影でこの「悪い姿」が特に目立つようになりました。状況によっては刑法の往来危険罪に問われるような事態にも関わらず、それを告発せずに必死に抑え込む駅員や乗務員などの姿があり、こういったものを見てしまうと、状況を考えながらカメラを構えても、同じものに見られるのは嫌だという気持ちの方が大きくなってしまいました。こういう気持ちがあり、結果としていわゆる「乗り鉄」にシフトしました。

私個人の気持ちとして、こういう輩がいて肩身が狭いにもかかわらず、正々堂々と正攻法で鉄道撮影をしている方々の姿を見ると、尊敬します。そういう方々の写真は、フレームやピントなどが間違っていたりしても、なんというか、清々しく感じるのです。

私個人の気持ちをもうひとつ。やはり往来危険の案件は、厳しくするしかないかなと思っています。できれば、鉄道運営各社と鉄道雑誌各誌、運輸局、警察などが一堂に会し、撮るならこう撮ってほしいとか、こういうのはダメというようなガイドラインが出てくると、ゆっくりでも改善されていくのかなと思っています。
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自動車のナンバープレートにある封印

普段、なにげなく見たり乗ったりしている自動車ですが、後ろのナンバープレートに封印があるのをご存知でしょうか。よく見れば、ついているものとついていないものがありますが、それは後述するとして・・・

自動車のナンバープレートに封印がしてあるのは、自動車は財産として見られていることが大きいようです。事実、自動車を買うのに実印と印鑑証明が必要ですが、これは家を買う時も同じですから、あながち間違いではないと思います。また、家と同じように財産に対して税金もかかります(=自動車税等)。

しかし、軽自動車のナンバープレートには封印がありません。しかも、実印ではなく認印で車を所有できます。理由を探ると軽自動車誕生の経緯までさかのぼりますが、要は、自動車は持てないけど仕事等でどうしても必要な人が乗るというものだったようです。要するに「道具」というカテゴリになり、財産ではないという扱いになったようです。

時代が変わり、自動車の進化とともに軽自動車も進化しましたが、今の軽自動車は運動性能も装備も格段に良くなりました。というか、良くなりすぎて、自動車を買う意味や軽自動車のカテゴリ自体を問われるようにもなりました。軽自動車に乗っている私からの意見ですが、「軽」という乗り物でいられるよう、このあたりで排気量や車体サイズ、装備などの見直しに着手したほうが良いのでは思うのです。
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ハイテクvsローテク


必ずしもハイテク=良いものではないというお話です。

今日のNHKニュース「おはよう日本」で、踏切事故で家族の一員を失った遺族が、踏切事故は必ずしも踏切に入った人が悪いとはいえないのでは?ということで、全国の踏切事故現場に行って調査をしたという内容が放映されました。

今でも多数残る第4種踏切(警報機も遮断機もない踏切)は、列車の姿や線路のジョイント音で、渡っていいかを判断するものですが、併走する道路を走る車の、夜間のヘッドライトで幻惑され、線路をロングレールに変えたことでジョイント音もなくなってしまったことが、事故に繋がったのではないかという事例などが紹介されていました。現在では第1種踏切(警報機・遮断機付き)に改められたとのことですが、ハイテクにはハイテクなりの装備が必要になるのかなと思うところもありました。

写真は信号機を撮ったものですが、点いているレンズの中に丸い影が見えると思います。以前は信号までの距離を、これを目安にして測っていましたが、最近は高効率・低消費電力のLEDに取って代わられ、この丸がなくなってしまいました。また、多灯LED特有のポツポツが見えた頃には停止線まで来ているので、これを当てにするわけにもいきません。もしかしたら、先に紹介した丸い影が安全運転に貢献していたのかもしれません。

ローテクには隙が付き物ですが、その隙を上手に利用するのも人間です。ハイテクはその隙を埋める有効な手段ですが、ここまで高効率化すると、何かしらフェールセーフを設けないといけないところまで来てるのかなと、ちょっと考えさせられました。
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私なりの趣味の基準

時々、「なんでそんな狭いジャンルでコミケとかに出るの?」などと聞かれます。

答えは簡単で「おもしろそうだから」です(拍子抜けしてしまったらごめんなさい)。これは鉄道模型電子工作に限らず、すべてのことに共通して言えます。

もちろん、おもしろくなかったり、時代が変わったりしてつまらなくなったりするものもあります。パソコンはウィンドウズ+インターネット全盛になってからは、一気に道具と化しました。インターネットもつまらないわけではありませんが、以前のパソコン通信の方が面白かったような気がします。やはり、遊べる(=プログラムを気軽に組めるとか、隙があるとか)要素がないと道具に成り下がってしまうものです。

また、以前は電車の走行音を収集していましたが、これは後継の方が多数出てきましたので、今までやりたくてもできなかったことをやろうということで、小学校時代からやってみたいと思っていた電子工作に転向しました。

※小〜中学校時代は、図書館で「初歩のラジオ」とか読んでました。今でも松本悟さんの記事とか見るとわくわくします。

V-K☆カンパニーより (C)山口美由紀
↑V-K☆カンパニー(山口美由紀)より

「おもしろそうだから」という基準ができたきっかけは、「V−K☆カンパニー」(ビビッドキッズカンパニー/山口美由紀さん著/全5巻)という少女漫画でした。中身は学園コメディーもので、あくの強い4人の美術部員を中心にドタバタを繰り広げています。その美術部長の台詞に「おもしろそうだから」という一文があり、当時はものすごい衝撃を受けたものでした。これが今でも私の考え方の中心にあります。

硬い文章になりましたが、これからも「おもしろそうなもの」を追い続けていきたいと思っていますので、応援のほど、よろしくお願いします。
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